初見殺しシングルギミック

おはこんハロチャオ。

ペグです。

今回は次回予告の通りのポケモンです。

彼の名はハルクジラ。氷単タイプ。前回に続いて第9世代の新ポケモンです。数少ない発売前から、ジムリーダーのグルーシャの手持ちとして公開されていたポケモンです。

 

まずは種族値から。

170-113-65-45-55-73

 

H高すぎだろ。

SV環境では3番目の高さです。高いね。

 

そして特性は3つ。

あついしぼう、ゆきかき、ちからずく

 

優秀というか氷単タイプだし妥当というか。

 

ここまでだとなんだかマンムーの比較にされかねない…

多分マンムーをなぞるように育成しても強いとは思います。あついしぼうちからずくもあってそれっぽいことは無限に出来そう。

 

しかーーし今回はギミックパ紹介である。

続きましてギミックに必須である相方を見てみましょう。

彼の名はニド…ヤドキングです。キング違いでしたね。

種族値

95-75-80-100-110-30

 

…?何故ここにヤドキングがあるのかって?

 

なんとヤドキング。今作、新技を習得しております。

 

その技の名前は「さむいギャグ」

 

…???

本当にこの名前です。

効果は「5ターンの間雪を降らせ、控えと交代する」です。

 

ここで聞きなれない雪という単語が出てきたので解説。

今作からはあられが廃止され雪に変更になりました。効果は定数ダメージは入らず、氷タイプの防御が1.5倍になるというもの。

 

なんでヤドキングが雪降らすんだよ、という疑問は置いておいて、もう皆さんお分かりですよね?

 

そう。雪かきハルクジラ運用です。

 

命名「ヤドクジラ」

 

普通にゆきげしきやユキノオーを使わないで、さむいギャグを使う利点はS30によるほぼ確定で後手で打ちながら安全かつ即座にハルクジラを出せる点が非常に大きいからです。そして雪かき枠がツンベアーではない理由は単純にツンベアーが弱いのとギミックがバレやすいからです。前述の通りにハルクジラは単体でマンムーの様な運用が可能である以上、相手から意識を逸らしやすいのも評価です。

 

またヤドキングの特性はどんかん、マイペース、再生力であり、鈍感警戒をすると対面視点から挑発は打ちづらい形になります。ここに防塵ゴーグルを持たせることで初手変化技への対応力が上がりより安定してさむいギャグを放てます。

 

こうして着地したハルクジラ。突撃チョッキを持たせることで、雪によるB、チョッキによるD、素の状態で高いH、雪かきで上がったS、そこそこ高いAを持った、高速耐久アタッカーへと変貌します。ハルクジラは技範囲が広く先制技も覚えるので良きアタッカーとして活躍するでしょう。

 

火力計算をしてないのであれですが雰囲気足りなさそうなので鉢巻の方がいいかも…?

 

仮にハルクジラが止まってもヤドキングは退場したわけではないので後続にもう一仕事できるのもこのギミックの利点です。

 

 

以上、今回はギミックパの紹介でした。進化条件が通信である以上、ヤドキングの新技なんて気付いてる人少ないと思うので最初の方はありえんささると思ってます。使うときは配置学の観点から必ずヤドキングとハルクジラを選出画面で上下並べないことだけ約束しましょう。

 

ではまた。次回はハバタクカミかテツノブジンで。