実はドラゴンじゃない

おはこんハロチャオ。

ペグです。

突然ですが皆さん、このポケモン知ってますか?

彼の名前はサザ…ではなくテツノコウベ。

第9世代初登場の未来ポケモンの1匹です。

 

そんな彼ですが他の未来ポケモンが評価や動画になっている中、余り見かけないポケモンです。しかし、彼には無限の可能性が詰まっております。今日はそんな彼の紹介雑記です。

 

初めにタイプからですが、悪・飛となっており、弱点は岩・妖・氷・電。半減が草・悪・霊。無効が超・地。

今環境では浮いているポケモンがそんなに多くないので重宝したい点。悪なのでオーロンゲの悪戯にかからないのもgood。逆に弱点が疎な点はテラスタルとの相性が不明。

 

つづいて種族値

94-80-86-122-80-108 (570)

なんと未来に進んだらサザンドラより合計が低くなりました。

 

サザンドラ

92-105-90-125-90-80 (600)

 

まぁAとか使わないから実質の差は5しかないんですけどね。

 

種族値で注目すべきはSの108。これはレートにおいてよく基準にされるガブリアスより6高い値です(ガブリアスのSは102)。

つまり最速であればガブを上から叩けるアタッカーになれるのです。

 

ここで彼の特性を見てみましょう。

クォークチャージ:ブーストエナジー』を持たせるか、場が『エレキフィールド』状態のとき、自分の一番高い能力が上がる。

 

そして前述の通りに最速高速アタッカーでの実数値を見てみましょう。

 

170-×-106-174-100-176

 

なんと最速にするとSが最大のため特性でSが上昇します。この時の実数値が264。相手がスカーフでない限りは上から殴ることができます。しかし、クォークチャージはこだわり系と違って技を多様に打てるが、相手視点からSが上昇していることが分かる、という難点を抱えています。これにより対面視点からスカーフと同等の速度と判断され情報面で不利を得ます。

 

しかし、テツノコウベはこの難点を視点を変えることで有利に進められることができます。

 

ここで最速臆病のときと準速控えめのときの実数値を比べてみましょう。

 

最速:170-×-106-174-100-176

準速:170-×-106-191-100-160

 

実は、彼は性格補正によって特性で上がる能力が変わるのです。

このことを生かして性格臆病、努力値をC252、S212振ると実数値は…

 

170-×-106-174-100-170

 

となり、Cが上昇します。そしてこのS170という値は最速ガブリアスの実数値169より1高い値です。

 

結果的に、ガブリアス対面において、相手視点からは、コウベはCが上がったから準速だからこっちが上から殴れるように見えます。結果はコウベ側が先に上から殴れる上に、妖テラバのときのダメージ計算は

 

22×174×1.3×80÷105=3791(切り捨て)

3791÷50+2=77(切り捨て)

77×1.5×2=231

乱数を考慮すると

196〜231ダメージ

 

ガブリアスはh4振ると184なので確定で倒すことが出来ます。

 

先程の実数値はまだ44ほど振り終わってないので耐久に回すことができて、襷なら上から2回殴り、スカーフを持たれてても耐えてワンパンすることが出来ます。

相手にCが上がった情報を与えて、逆手に取るテツノコウベの紹介でした。

44余ってる努力値と無限の技範囲にも可能性があるので色々試して追加します。